GLOBAL PRO GALLERY
翼と尾羽を広げるシロエリハチドリ。わずか数秒間のアクションだが、E-M1MarkIIIの121点AFはその瞬間を逃さなかった。コスタリカには約50種ものハチドリが生息しており、標高や環境により観察できる種類が異なる。
中米コスタリカ。国土面積が四国と九州を合わせた程度の小国ながら、海岸線から標高3000m越えの山岳地帯までさまざまな環境が混在しているため、生物多様性は群を抜いている。
ゆえに世界でもトップレベルの探鳥地として知られており、これまでに記録された野鳥は約900種にも上る。キヌバネドリ類やオオハシ類、ハチドリ類など、魅力的な鳥たちが生息しており、バーダーなら一度は訪れておくべき国なのである。
僕もまだ見ぬ憧れの鳥たちを撮影したいという気持ちを抑えきれず、E-M1 MarkIIIを携えてコスタリカへと飛んだ。約10日間の短い旅ではあったが、E-M1 Mark IIIの並外れた機動力と優れた撮影能力のおかげで、期待以上の結果を残すことができた。