GLOBAL PRO GALLERY
16mm（35mm判換算）側で特徴的な三角形の岩礁を手前に置き、夕陽を捉えた作品です。焼けた雲によって岩礁がより真っ赤に染まり、手前から奥までの遠近感も感じられます。
喜多規子
喜多規子日本
東洋英和女学院大学卒。写真家、前川彰一氏に師事。日本国内の自然風景をテーマに光・色・フォルムを巧みに操り表現する。アマチュア時代、多数のカメラ誌の月例コンテストにてグランプリや年度賞を受賞。2019年、個展『MOMENT』（富士フイルムフォトサロン全国５カ所）開催。2020年、『栞―four seasons―』（オリンパスプラザ東京・大阪）開催。写真集に『MOMENT』（文一総合出版）、共著に『美しい風景写真のマイルール』（インプレス）がある。公益社団法人 日本写真家協会（JPS）会員。公益社団法人 日本写真協会（PSJ）会員。
オリンパスカレッジ講師。
https://www.norikokita.com
自然風景の魅力は気象条件によって刻々と変化する情景やたくさんの儚い生命が溢れていることです。五感を研ぎ澄まし自然と対峙しながら、光や色を意識して自然が織りなす造形を捉えています。また作品の中に動感をプラスすることで風や音を感じる作品創りをめざしています。見る人にその場にいる空気感や臨場感、そして自然の生命力を伝えていけたら嬉しいです。これからも自然の中で生かされていることに感謝し、作家活動を続けていきたいです。
OM-D は自然風景に必要な機能を多彩に兼ね備えるとともに小型軽量による圧倒的な機動力を誇るカメラです。このカメラを使い始めてから私の撮影スタイルも徐々に変化し、また表現の幅も広がり、今では信頼のおける相棒となっています。
自然風景を広く、ダイナミックに捉えたい時にはM.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PROのレンズがとても重宝しています。超広角から標準域まで網羅され、特に逆光性能に優れている点とフィルターワークを活かせる点が気に入っていて、朝夕のドラマチックな風景の撮影に挑戦したくなるレンズです。
