GLOBAL PRO GALLERY
鳥たちのありのままの姿を捉えたい。その想いで、鳥たちと向き合っている。
生まれ育った日本に暮らす鳥たちはもちろん、親しみのある大切な存在だ。新しい150-600mmレンズでの撮影では、慣れ親しんだ鳥たちの魅力を伝えるにあたり、新しい表現の可能性を感じさせてくれた。
それと同時に、世界各地に暮らす鳥たちの姿も追い求めたい。鳥たちは、その土地の環境に適応して暮らしている。そうした鳥たちの姿を求めていく以上、機材にも適応力の高さが求められる。
例えば、木々の茂った熱帯雨林では、鳥が見える位置が極めて限られることも多い。そのような時、手ぶれ補正能力に優れたOM SYSTEMなら、葉のわずかな隙間から覗き込んで手持ち撮影することが可能だ。
カリブ海の島国アルバでは、波打ち際までサボテンが生える乾燥した環境が印象的だった。このような環境では砂塵が多く舞うが、強力なダストリダクションシステムをOM SYSTEMのカメラなら、レンズ交換時にセンサーにゴミが付着するリスクを心配しなくて済む。
小型軽量性、耐環境性能に優れるOM SYSTEMは、旅と相性が良いシステムだと思う。新しいOM-1 Mark IIは、OM-1で定評のあった連写機能やAI被写体認識AFをさらに強化したカメラで、野鳥撮影の強い味方になる。そして、300mmから1200mmまでの幅広いレンジをカバーする150-600mmも魅力的な選択肢だ。今後もさまざまな環境下で活躍してくれることを期待している。