GLOBAL PRO GALLERY

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木村 琢磨

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冬の渓谷をOM-Cinema1で撮影。シネマチック感を意識して24fpsで収録。
Log収録とは違い撮って出しとなるため撮影現場で画作りを決めて全編撮影した。
いつも風景写真を撮影していて感じる「自然は生きている」をテーマに自然の中にある動きを意識して撮影した。
8−25mmPRO 1本だけで全編収録。スチルもムービーも風景撮影ではこのレンズが私にとってのマストレンズとなっている。
OM-3とのバランスも非常に良くOM-3用の広角レンズは8−25mmPROで決まりだ。

(撮影協力:ズンチャチャ)
60fpsで収録しフレームレートを可変させてダンサーの躍動感と繊細な動きを表現。
OM-Cinema1で収録する事で黒い衣装と海と空の青のコントラストが際立った。
コンテンポラリーダンスの躍動感に負けない様にカメラワークも大胆にしている。
ダンスは現場でのアドリブに近いものなのでカメラワークもアドリブのダンスに合わせて動くことになる。
OM-3は動画収録時の手ぶれ補正も強力なので自由なカメラワークができた。

(モデル:中務靖子)
一冊の本をキーにして森、海、砂丘と夢の中を旅している様なショートストーリーをイメージして制作。
OM-3はコンパクトなカメラなのでワンオペで十分対応できる。
人物が主役なのでピントが重要だがOM-3が人物を常に捉えてくれていたおかげで私はフレーミングとカメラワークに注力する事が出来た。
収録時はかなり濃いめのNDフィルターを使用しているのでAF条件としては悪条件となるがOM-3は楽々こなしてくれた。
OM-Cinema2はOM-Cinema1以上に効果がわかりやすい仕上がりになっている。
人肌は忠実に再現しつつハイライトとシャドウにシアンの色味が乗る事でシネマ感が強調される。
被写界深度の自由度が欲しかったのでズームではなくF1.2のPRO単焦点3本を使って収録。

遠くまで足を伸ばし、日常とはかけ離れた絶景と出会い写真に収める。
それも写真の楽しみ方のひとつだ。そして自分の身近な景色、日常を写真として残すのもまたひとつの楽しみでもある。
私が愛用しているOM-3は身の回りの景色を作品に昇華させてくれる性能を秘めている。
性能といえばセンサースペックや連写の速度などを想像する人が多いかもしれないがOM-3は中身はもちろん、そのデザインもひとつのスペックであり撮影欲求を満たしてくれる。
基本的にはジャンルレスなのだが、中でも私が好んで撮影する被写体は身近な景色や人があまり目を向けていない日常的なシーンで、そんなシーンを絵画の様に作品として残したいと思っている。滝や河川、雑木林、落ち葉や木漏れ日などどこにいても自然がそばにいていつも私の作品の被写体になってくれる。
OM-3はそんな私の撮影スタイルに寄り添ってくれるカメラであり私の良きパートナーだ。

私の場合はミラーレスカメラをメインに使うようになってからファインダーを使った撮影よりも背面モニターで両眼でしっかり見ながら撮影するスタイルが多くなっている。OM-3はミラーレスカメラはおろかデジタルカメラが登場する何十年も前にすでに完成されたデザインのカメラ「OM-1」のデザインを踏襲したカメラであり、OM-3はファインダーを覗く前提のデザインといっても間違いではないだろう。実際、OM-3での撮影はファインダーを覗いて撮ることが多く、いつも以上にストレートに被写体と向き合っていると実感している。

OM-3との出会いによってまた新たな選択肢が生まれてしまった。
そのデザインはズームレンズよりも小型な単焦点レンズがとても良く似合う。
これまでのメインカメラはOM-1 Mark IIとOM-5で個人的にはズームレンズと組み合わせて使うのがベストなカメラだったがOM-3はその逆をいくカメラだ。
特にスタンダードクラスの単焦点レンズはOM-3とのバランスもバッチリで小型で描写も素晴らしい。
12mm〜75mm(35mm換算24mm〜150mm相当)まで5本の単焦点レンズでカバーされておりどのレンズもF2.0よりも明るく使い勝手が良い。
中でも今回II型になった17mmと25mmは待望の防塵・防滴化に加えてOMシリーズに合わせたデザインにブラッシュアップされている。使いやすい焦点距離も相まって普段使いからネイチャーフォトまでオールマイティなレンズだ。
OM-3の登場により、改めてスタンダードレンズのラインナップは絶妙だと感じる。
だからと言ってズームレンズが似合わないわけではなく、12−100mmPROを組み合わせてもバランスが崩れることなく安心して使う事ができる。
動画とスチルを同時に撮影するときはズームレンズが便利で合間にスチルを撮影したいときには8−25mmPROや12−100mmPROの様な万能レンズがサポートしてくれる。

写真家はカメラがなければ作品を残す事ができない。
私にとって最も大切なことは撮りたいその瞬間に手の中にカメラがあること。
写真家にとってはカメラは自分のもう一つの眼であり、画家にとっての絵筆の様なもの。
気軽に持ち歩けるOM-3はまさに体の一部の様なもので、豊富な機能が生み出す表現力の高さは鮮度の高いイメージを写真に定着させる事ができる。
自然、街、日常、どんな瞬間もシャッターを切りたくなる不思議なカメラだ。
写真を始めた頃はジャンル、被写体問わずなんでも写真に収めて楽しんでいた。
OM-3がパートナーになってから不思議と写真を始めたばかりの頃の様になんでも撮影してみたいという気持ちになっている。
OM-3は写真家になったばかりの20年前の自分に引き戻し、写真を撮る楽しさを改めて教えてくれた。

OM SYSTEM OM-3

OM SYSTEM OM-3

その感動は、人生を変える。

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